星の王子さま [本の感想、紹介]

小さい頃、童話で読んだことがあるけれど・・・なかなか読めなかった「星の王子さま」。

旅行の時、「星の王子さまミュージアム」があったので、せっかくだからと入ったのが、きっかけで
大人になって改めて読んだのでした。

ミュージアムは、サン=テクジュベリの書いた王子さまの挿絵のスケッチがあったり
書斎が再現されていたり、ショップには新しい訳の本が並んでいました。
(今まで内藤訳の本のみだったので)
館内のクイズに答えるクロスワードをやって、ワッペンも、もらいました[ぴかぴか(新しい)]

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改めて、大人になって読む「星の王子さま」は奥が深い・・・。
これって大人のための童話で、大人になったから理解できる童話なんだと、
買ってきた解説本を読みつつ、訳本を読んだのでした・・。

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 訳 小島俊明 「新訳 星の王子さま」
          「星の王子さまのプレゼント」

この人の訳は、本当によく考えて訳されているなと思いました。
 
例えば・・・・

新訳の小島訳では
「きみの薔薇の花がそんなにも大切なものになったのは、
きみがその薔薇の花のために時間をかけたからなんだよ」
となっていることろ・・・・。

今までの内藤訳では
「そのバラの花のためにひまつぶしをしたからだよ」と訳されていたんです。

私にとって今まで壁を感じていたものがなくなり
ようやく、自分の気持ちに納得のいく訳し方にひと目ぼれして、
この新訳の「星の王子さま」を手にしたのでした。





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