美味しい白ワイン [ワイン講座]
白ワインは、味が繊細な分だけ、最近、選ぶのが難しいなと感じはじめました・・・。
イタリアワインで白・・・といえば、有名なのはソアヴェのワイン。
”ソアヴェ”に拠点を構える、イタリアでも屈指の ワイナリーが「アンセルミ」です。
もともとは”ソアヴェ”の名前が付いたワインを生産していたのですが、今ではDOCを脱退し、”ソアヴェ”の名前をつけずに生産しています。
アンセルミがソアヴェの冠を外した理由
「本当に高品質なワインを生産しているのに、何も考えずに造られたワイン(大量生産で味わいに特徴を見出せないワイン)でさえ、自分と同じワインの名前「ソアヴェ」をつけて販売している。
これでは、消費者が正しい判断でワインを購入するなんて無理だ。
この問題について何度も改善策を求めたのに、協会は何もしなかった、だから脱退した。」・・との話。
つまり、常に最高と思える”ソアヴェ”を生産し続けているのにも関わらず、
品質の伴わない名前だけのソアヴェと同じように扱われるのは不当だ。
だから、”ソアヴェ”のアンセルミではなく、アンセルミのアンセルミという考えに至った・・・んだそうです。
つまり、アンセルミ=最高品質のワイン。
右の「サン・ヴィンチェンツォ」は、元を正せば”ソアヴェ”ですが、間違った考えで覚えられたくないので”ソアヴェ”と言う冠をはずしたというわけです。
その決断にふさわしい、素晴らしいワイン
ボトルは飾り気が少なく、綺麗な淡い黄色。
飲むと、淡いフルーツの香りと甘み、そして適度な酸味。
そして、チーズとの相性・・。普通に飲んだときとチーズを食べてから飲んだときの味が違うんです。
チーズを食べてから飲むと、甘い香りがいっそう引き立つんです。驚きました。
これが俗に言う(笑)「マリアージュ」ってやつかと・・・・Nyanko、開眼(笑)
そして、左の「カピテル クローチェ」
これは、アンセルミの行きたい方向をさらに強めたワインなんだろうなと思います。
色は、「緑帯びた麦わら色」です。
最近買った「ワイン テイスティング ガイド」で照らし合わせてみました。
それから、もうひとつ。同じくアンセルミの甘口ワイン。
「イ・カピテッリ」(画像はないですが、同じような瓶とラベルです)
遅摘みした完熟葡萄をさらに蔭干し、レーズン状にしてエキスを凝縮させて造るデザートワイン。
イタリアワイン専門店の系列のレストランで、共通の知人がいるということでサービスで出してくれたんです。
(横浜 関内にあるVINOTECA SAKURA です)http://gourmet.yahoo.co.jp/0007158793/
蜜のような黄金色・・。
甘くトロけるような味わい。
とても幸せな気分になれる夢のような逸品です
・・・ただ、探して買おうとしたら、2万円近くて・・・・
なかなか夢はみられそうにないです・・・。あれ、美味しかったのにな~
イタリアワインで白・・・といえば、有名なのはソアヴェのワイン。
”ソアヴェ”に拠点を構える、イタリアでも屈指の ワイナリーが「アンセルミ」です。
もともとは”ソアヴェ”の名前が付いたワインを生産していたのですが、今ではDOCを脱退し、”ソアヴェ”の名前をつけずに生産しています。
アンセルミがソアヴェの冠を外した理由
「本当に高品質なワインを生産しているのに、何も考えずに造られたワイン(大量生産で味わいに特徴を見出せないワイン)でさえ、自分と同じワインの名前「ソアヴェ」をつけて販売している。
これでは、消費者が正しい判断でワインを購入するなんて無理だ。
この問題について何度も改善策を求めたのに、協会は何もしなかった、だから脱退した。」・・との話。
つまり、常に最高と思える”ソアヴェ”を生産し続けているのにも関わらず、
品質の伴わない名前だけのソアヴェと同じように扱われるのは不当だ。
だから、”ソアヴェ”のアンセルミではなく、アンセルミのアンセルミという考えに至った・・・んだそうです。
つまり、アンセルミ=最高品質のワイン。
右の「サン・ヴィンチェンツォ」は、元を正せば”ソアヴェ”ですが、間違った考えで覚えられたくないので”ソアヴェ”と言う冠をはずしたというわけです。
その決断にふさわしい、素晴らしいワイン
ボトルは飾り気が少なく、綺麗な淡い黄色。
飲むと、淡いフルーツの香りと甘み、そして適度な酸味。
そして、チーズとの相性・・。普通に飲んだときとチーズを食べてから飲んだときの味が違うんです。
チーズを食べてから飲むと、甘い香りがいっそう引き立つんです。驚きました。
これが俗に言う(笑)「マリアージュ」ってやつかと・・・・Nyanko、開眼(笑)
そして、左の「カピテル クローチェ」
これは、アンセルミの行きたい方向をさらに強めたワインなんだろうなと思います。
色は、「緑帯びた麦わら色」です。
最近買った「ワイン テイスティング ガイド」で照らし合わせてみました。
それから、もうひとつ。同じくアンセルミの甘口ワイン。
「イ・カピテッリ」(画像はないですが、同じような瓶とラベルです)
遅摘みした完熟葡萄をさらに蔭干し、レーズン状にしてエキスを凝縮させて造るデザートワイン。
イタリアワイン専門店の系列のレストランで、共通の知人がいるということでサービスで出してくれたんです。
(横浜 関内にあるVINOTECA SAKURA です)http://gourmet.yahoo.co.jp/0007158793/
蜜のような黄金色・・。
甘くトロけるような味わい。
とても幸せな気分になれる夢のような逸品です
・・・ただ、探して買おうとしたら、2万円近くて・・・・
なかなか夢はみられそうにないです・・・。あれ、美味しかったのにな~
こんにちわ。
イタリアに限らずフランスなどのワイン生産者で「原産地呼称統制法」で拘束されるのが嫌で、敢えてテーブルワインで出している『スーパーワイン』がありますね。
普通のテーブルワインとの違いはその販売価格でまず分かりますね。
普通なら千円以下のテーブルワインが3〜5千円くらいします。
醸造者のこだわりを感じるワインです。
ところでヴェネト州産の「ソアーヴェD.O.C」(若飲みタイプ)はイタリアの辛口白ワインでは私の一番好きなワインです。
但し同じソアヴェでも醸造者によってかなりばらつきがありますね。
安価なソアヴェは敬遠したほうが良いでしょう。
また白ワインでも「エスト!エスト!!エスト!!!D.O.C」や「フラスカティD.O.C」は水っぽくて美味しいと思ったことが一度もありません。
そう思いません?
なおソーテルヌA.O.Cを代表とする貴腐ワインなどのデザートワインは一度もいただいたことがありません。
ゴチになるのでしたらいいですが、自分から買おうとは思いません。
やはりワインは食事とのマリアージュを楽しむもの、それが一番と思っています。
by mouse1948 (2009-08-16 20:01)
mouseさん
いつもお越しくださってありがとうございます。
白ワインって・・・難しいですね・・・。
私もはじめ、デザートワインには興味なかったんですが
このアンセルミのデザートワイン飲んで、考えを改めました・・・。
mouseさんも、そういう出会いがあるといいですね(^^)
by Nyanko (2009-08-18 00:12)