ココ・アヴァン・シャネル(映画) [日記]

映画「ココ・アヴァン・シャネル」観てきました[るんるん]

私は「アメリ」が好きでしたので、そのオドレィ・トトゥが、ココ・シャネルをやるというのと、
シャネルの生涯に興味があったのとで、これは観たかったんですよね。
オドレィ・トトゥの「ココ・アヴァン・シャネル」は、原題通り、「シャネルがココになる前」
ココがファッション・デザイナーとして、成功するまでの苦難の過程を描いた作品です。

 映画の最後の協力に書かれてたけど、シャネルの全面的なバックアップがあったようで(ま、そりゃそうよね)時代考証や衣装、美術などが、丹念に再現されていました。
オドレィ・トトゥにもシャネルの服を着せて撮影してるし(多分・・・最後のシーンの服はあれは絶対シャネル[ぴかぴか(新しい)]
当時の雰囲気が伝わってくる感じ。

 裁縫のやり方を孤児院で覚え、裁縫の仕事をしながら、姉とともに、好きな歌の世界で身を立てようとするが、挫折。
歌っていたバーで裕福な貴族と知り合う。愛人として囲われの身でありながら、周囲から多くのヒントを得て、ついにファッション・デザイナーとなっていく・・。
愛人としては見られたくないという反骨精神が自分は装飾過多の女性にはならないという強い意志を生んだのかも。また、映画も当時の身分の差というのを残酷に表現してました・・[たらーっ(汗)]

買ってもらったドレスを脱ぎ、カーテンや彼の服をリメイクして自分が着たいと思う服を作り始め、
コルセットで締め付けていた窮屈な女性の衣装を、着やすく動きやすいものに変える。
ほかにも、孤児の服の色だった黒をドレスにしたり、漁師の作業着のマリンルックのボーダーをファッションに取り入れたり、下着の素材であるジャージーを取り入れたり・・当時の常識なんておかまいなしに自分の美意識を打ち出していく。

ちょっと記憶が確かではないけど
シャネルの言った言葉に「取り替え不可能な人間になるには、人と違うことをしなければ」とかあったと思うんだけど、この映画観てて、なんでその言葉が出てくるにいたったかが理解[あせあせ(飛び散る汗)] 

おしゃれは引き算というのは、よくおしゃれ雑誌に書いてある言葉だけど、シャネルは無駄を省いた究極のおしゃれ。
憧れますね〜。ブランドを身につければおしゃれ・・というような安易なものはファッションじゃないんですよね。
自分が美しいと思うのはどれか、着心地のいいずっと気に入るものはなにか・・・。
流行に踊らされて、試着もそこそこに買うからタンスのこやしを生む訳で
試着を徹底的に行い気に入るものを厳選し、そして自分の美意識を高めてこそ、ようやくオシャレの一歩が踏み出せるんだ・・と、映画でフランスの美意識の意地みたいなものが伝わってきました[あせあせ(飛び散る汗)]

メゾン・シャネルの鏡が張り巡らされた、有名な階段でのラストシーンも見応えあって、素敵でしたよ。

映画オフィシャルサイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/cocoavantchanel/ 

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Nyanko

~ありがとうございました~
mouseさん、alo-hadさん、niceありがとうございました。
by Nyanko (2009-10-01 19:31) 

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