ハプスブルク展（後編）

ハプスブルク後編です。
すぐ書くつもりが、忙しくて、なかなかアップできませんでした

美術館もけっこうな混雑ぶりでしたが、
それを上回るのが「ショップ」の混雑・・（笑）

ハプスブルクゆかりのものがところせましと置かれてて、
（本音を言えば）美術館の見学と同じくらい・・・楽しい（笑）

池田理代子さんの書いた「マリア・テレジア」「エリザベート」の絵はがきもあったし、
美術館に飾られてた絵画の絵はがきのコーナーはすごい人で
やっとのことで、何枚かゲット・・・

ほかに、クリアファイルや一筆書きの便箋なども買ってしまった・・・
（エリザベートの絵がついているもの・・・ミーハーですね。）



ハプスブルクで有名なものっていうと
アウガルテンっていう陶器・・・緑のバラがトレードマークの・・・こういうの・・・


アウガルテンって名前知らなくっても見たことはありますよね。

これは、「はいはい～」って感じで見てたんですが・・・


あっかんべー！ってやっているこの
あまりに有名な“デメル”のソリッドチョコ猫ラベル・・・・


それがハプスブルク御用達のチョコだとは、思いもよりませんでしたよ(笑）


ウィーンで２００年以上の歴史を持つ“デメル”
http://www.demel.co.jp/

ハプスブルグ家の紋章をブランドマークとして、
「デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ。」という言葉まであるそうな・・・

ホント・・・開けたら「紋章」が


ウィーンのケーキの代表ともいえる、ザッハ・トルテなどは、木箱に入れて売られていて、
伝統を感じさせるというのに、こっちのチョコレートは“あっかんべー”（笑）


箱を開けると、ずらっと、猫の舌が詰められています（笑）

les langues doreesは『金の舌』という意味だそうで、
創業者のデメルさんは猫好きであったとか・・・なんだとか・・・。


「デメル」
フランス革命から遡ること３年、１７８６年に始まりました。

オーストリア皇帝として長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク家の紋章を
今もブランドマークとしていただいている「デメル」。

そして、なんと王宮劇場とデメルの店は地下道で繋がっていたというんだから驚き

王侯貴族らのために作る「ツッカーベッカー」と呼ばれる菓子職人がいて、
その一人、ルートヴィッヒ・デーネが、王宮劇場の舞台側入り口の前に店を開き、
この店が現在の「デメル」の原型。


店と劇場は地下道でつながっており、劇場での催し物があるたびに、
この地下道を使ってお菓子を運んでいたというのだから、
ハプスブルク家の当時の力がしのばれるってもんです。

タグ：ハプスブルク アウガルテン マリアテレジア デメル ソリッドチョコレート猫ラベル

コメント 3

はじめまして！
「猫の舌」のお菓子！www　おもしろいですね！

コメントありがとうございました。v
楽しそうな記事がたくさんあって拝見させていただきました。
Nyankoさんは、もしかして宝塚もお好きなんでしょうか。。。僕も何世代も前の頃ですが楽しんでました。今ではみなさん女優さんになっちゃいましたけど！（笑）
by ゲシ (2009-11-07 22:41) 

私もこういうショップが大好きで、必ず何か買ってしまいます♪
デメルの猫のイラストは可愛いですよね。
『王宮劇場とデメルの店は地下道で繋がっていた』
というのは、ホント、驚きです！
デメルは、ザッハトルテでホテル・ザッハと『7年戦争』をしたり、
話題が尽きないブランドなんですね。

by aloha (2009-11-08 16:02) 

～niceありがとうございました～
KOALAさん、alo-hadさん、mouseさん、竜眼寺　暁さん

～ありがとうございました～
ゲシさん　niceとコメントありがとうございました
　宝塚は２回しか見たことないんですよ。「春野すみれ」さんの代役初トップの公演と、ベルバラと・・・。
あ～、それから、仕事で宝塚の受験生がいたりしたので
それ以来、興味があって、ちょっと宝塚の事情は詳しくなってきたかな（笑）

ａｌｏｈａさん　親近感♪　やっぱり買っちゃいますよね。デメルはさすがというかなんというか・・・紋章をつけているだけのことはありますよね～。



by Nyanko (2009-11-09 14:21)